好感のもたれる印象づくり

好感のもたれる印象づくり ウエルネスライフにおける笑顔の大切さ 笑顔は心のコミニュケーションツール
山野美容芸術短期大学客員教授
ウエルネスアカデミー理事 公文 裕子
2017/11/1
笑顔は挨拶
町を歩けば外国人に当たると言われる程、乗物の中でも多くの多国籍の人たちに接する昨今であるが、その瞬間必ずと言っていい程、外国人の方からスマイルがかえってくる。 しかし、それと同時にスマイルを返している日本人はどれくらいいるであろうか・・・? ちょっと興味を感じ、街中で改めて「スマイルチェック」をしたところ思わぬ結果がでてきたのである。
調査結果 (銀座~有楽町)
- 無視して通り過ぎる
- 普通顔で通り過ぎる
- えっ?という顔で相手を見る
- ちょっと照れ笑い?
- ジロッと見るそぶり(ちら見)
- 知らん顔
- 周りをきょろきょろ?して自分ではない反応を示す
- にらむ
- 恥ずかしそうに眼をそらして笑う
- 同じような笑顔を返した人
という何と10人中1名いるかいないかの、同じスマイルをかえしていた人がいなかった現状であった。 戦後間もない日本でもない今、世界レベルで起きている色々な出来事など社会的影響なのか? 声がけまでは行かなくても、せめて目があったなら、アイコンタクトや表情で素直にスマイルを返したいものである。 好感も持たれる印象づくりの中で最も大切な挨拶はまず、スマイルからはじまると思うからである。
国際化が進み諸外国との接点の多い現代であり3年後にはオリンピック・パラリンピックも来ると言うのに「これで良いのか日本人?」と思わず呟いた瞬間であった。
社会生活シーンの中で、今改めて考えさせられる笑顔・・・。 笑顔一つで好感度がアップ。元気になれる・癒される・喜び・幸福感・優しくなれるやる気にさせる。 こんな笑顔一つで、充実した生き方の原点にもなり、気分良く心身から、活き活きと健康的なウエルネス・ライフに繋がっていくのではないかと思う。
簡単スマイルレッスン
美しい笑顔をする為には日頃から、口角筋、頬骨筋、笑筋を動かすようなエクササイズをお勧めしたい。
①「あ・え・い・う・え・お・あ・お・べー」を繰り返す。 (朝・夜の洗顔時に鏡を見て行う。毎回、10回から始め慣れたら増やしていく)
②「ラッキーウ―・ラッキーウ―」を繰り返す(10回から始める) ウ―の発声の時、下顎を前に突き出すようなイメージで。口を大きく動かすことで二重あごも首筋までもすっきりする。
③両手の平で顎の先から、口角、こめかみまで引き上げる。(10回)
口角まわりが柔らかくなり笑顔が自然になるので日頃からトレーニングをしてみよう。